縁結びの御守
【縁結びの御守】 【静岡天満宮の道祖神】
【初穂料 1,000円】
道祖神は日本書紀に現れる岐神(ふなどのかみ)の原形の来名戸(くなど)の祖神(さえのかみ)と、中国渡来の行路の神である道祖が重なった神と考えられています。
道祖の神の特徴である双体像は天孫降臨説話の猿田彦命(さるたひこのみこと)と、後に彼と結ばれる天鈿女命(あめのうずめのみこと)の両神の姿を映したものですが、像容は男女の理想像へと変遷しました。静岡天満宮に祀られている手を結び寄り添う像は、宝永~宝暦(1704~1764)の頃に多く見られるものです。
良縁を願う男女の気持ちは、記紀神話の時代も今日も変わりがないようです。